首を傾げる私。
「運命を遂げる事で妖精が成長するんですか?」
「そうじゃ。その妖精は、人の「思いの欠片」
を食べて成長せるんじゃ!ワシらは妖精を通して
「思いの欠片」を集めておるののじゃ!」
おばあさんが私の頭を撫でる。
温かい。
「人の運命。それは、本能。本能から産まれる「思いの欠片」は幸せの思いが強いからの~」
「....それがなんなんですか?
....どうして集めるんですか?」
「....秘密じゃ!」
ウインクっ!
笑ってしまう。
「分かりましたっ!私、この妖精買います!」
今が変わるなら、
運命が知れるなら、
妖精を育ててみせるっ!
「まいどありっ!」
その瞬間。
瓶の蓋が開く!!

