泡沫夢幻



「雪みたいに生きていたいから。
雪って綺麗だけど、生きた証が残らなじゃない?
誰かの記憶には残るのに
でも手掛かりは記憶だけ。
それってかっこいいなぁって」


なんてね、と笑う彼女を見て、

『私ね、雪みたいに生きたいの』
いつかの女の子と重なった。


ああ、あれは彼女だったのか。