「「ありがとうございました!」」

試合は接戦だったがなんとか3年チームの勝利。

みんな汗だくでグラウンドに寝転がる。


「なぁ、お前ら!」
燿が話し出す。

「ここまで楽しかったな!
これからもサッカー続ける奴、
サッカーから離れる奴、それぞれいると思う。

だけどまたこうやっていつか会って皆と一緒にサッカーやりてえって思ってんだ」
と眩しい笑顔で言い切り、

「最後まで寝てる奴後始末決定な〜!」
照れ隠しのためかそんなことを言って走り出す。


「ずりぃぞ!」
皆なんだかんだ言いながらちゃっかりグラウンドの整備をし始める。