「俺らがうやむやにしてしまったから…」 誰かがぽつりとつぶやいた。 「トオルは手強いです。 お世話になっている警察官に相談しましたが、なかなかいい顔されなくて…」 15代目の総長はそう語尾を濁した。 「終わらせよう、やるしかない」 誰かが言ったその言葉で現役に戻ったように4代目の士気が上がり、 私たちは終わりへの一歩を踏み出した。