「今どこだ⁇」




今の場所を教えると




「今…会社だからすぐ行く」



えっ!会社だったの⁇
この場所は会社から徒歩5分




本当に彪迓は来た



待ってると
走ってくる彪迓の姿
この人は会社の代表なのに…と思い
おかしくなった



私を抱きしめた




「彪迓⁇」




「ごめん…余裕なくて…
不安で押し潰されそうだった」



髪も乱れて一心不乱で来てくれた
こんなにも私の事を思っててくれて
さらに愛しく感じた



「ごめんね…心配かけて
大丈夫だから…彪迓ただいま」



というと唇を塞いできた
ここは…ちょっと…と思いつつ受け入れた



「静流帰ろう⁇」



とニッコリ




でもある事に気づいた




「ねえ⁇彪迓⁇車に乗らないで来たの⁇」
本当余裕なかったんだ⁇」



「本当だ…車なんて頭になかった」



少し冷静になった彪迓だった
2人で車を取りに行き彪迓のマンションに行った