俺は櫻木彪迓



愛する人と結婚式を間近に控えていた



相手は同じ会社で働いている沖田静流だ



彼女が入社してまだ配属が決まってない時
俺の部署に1週間程来た
一目惚れだった



美人で頭もよくて性格もいい
その上仕事も出来る
俺にはもったいない女性だ




配属も俺の部署に来て欲しかったが
企画部に配属になった
俺の部署には彼女と同期の川島祐介がきた
川島は優秀な部下だった
川島を指導している時、彼女の事をなんとなく
聞いたり、相談したりしていた
どうしても彼女を俺の者にしたかったからだ