いよいよ誓いの言葉




神父さんの言葉に彪迓が




「誓います」




と言った




その言葉でもう泣きそう




そして私の番
神父さんの優しい声がする
どんなにこの日を夢に見たことか
すでに涙が溢れてきていた



そして




「誓います」




あの日言えなかった言葉
そして言いたかった言葉
やっと言えた言葉
とても神聖で重みのある言葉に聞こえた




私はずっとどんな事があっても彪迓を
愛していくと
そして今…彪迓との間に出来たお腹の子どもも
守っていくと同時に誓った