『…白龍にいたい。今度は私がみんなの力になる』
蓮「フッずっといろよ。美咲」
『うん、いるよ』
蓮の腰に回している腕に力を込めた。


蓮「…家どこだ?」
『コンビニでいいよ』
一人暮らししていることはバレたくない。
もしバレたら心配されるからね。

蓮「いえ」
『コンビニ!』
蓮「…わかったよ」



蓮「ここでいいか?」
蓮に家の近くのコンビニまで送ってもらった。
『ありがとう。またあしたね』
蓮「ああ、またな」
背を向けて家へ向かった。


 蓮「…あんまり1人で抱え込むんじゃねえぞ」
蓮がそう言っていることなど知りもしなかった。