智「チッせっかく優しくしてやったのによ〜あのときお前をぶっ殺してればよかった」
いきなり豹変した京極。
智「まあいいや。どっちみちお前ら全員殺さなきゃいけないからな」
私たち全員殺す?
…なにを言ってるの。お前みたいな奴に殺せるはずがない。

蓮「悪い、少し遅くなった」
蓮が隣にやってきた。
周りを見れば京極組のほとんどが倒れていた。
その近くには鉄パイプなどが転がっている。
『…素手相手に道具使うって…卑怯だと思わないの?』
そう聞くと京極は狂ったように笑った。
智「ギャハハハッわかってねえな、だから両親も死んだんだよ。勝つ事に卑怯もなんもねえんだよ、勝てば結果は同じだ」
とことん腐ってる。
こんな奴に…私の両親は…。
自然と手に力がこもる。
今すぐに殴り飛ばしたい気分だ。

みんな闘い終わったのか、私と蓮の周りに集まる。
春「終わった〜結構楽勝だったな!」
隼「もう1回あのくそったれ殴ってやりてーよ!」