旭「そうでしたか…。白龍…かボソッ」
何か言った気がするけどまあいいや。
『ごめん旭陽、私蓮と話してくる』
そう言い、蓮の腕を引っ張って連れて行く。
旭「ちょっみさ、ッお嬢様!」
旭陽が呼び止める声が聞こえるがムシムシ。
…あとで絶対怒られる…。


2人で庭のベンチに座る。
『…ここならゆっくり話せるね』
蓮「そうだな」
『それで?今1番聞きたいことはなに?』
蓮「…美咲は闇蝶なのか?」
だよね。それ聞くと思った。
『そうだよ、私が闇蝶なの』
そういうと納得したように頷く。

蓮「だからあのときの殺気…」
『そうそう。あのとき言えば良かったのかもしれないけど、言えなくってさ。…私のこと軽蔑した?』
蓮は首を横に振る。
蓮「するわけねえだろ。…俺は何があっても美咲の味方だ」