風神の総長と闇蝶のタイマン勝負が始まった。
奴が闇蝶目掛けて拳を投げ下ろすが、闇蝶はいとも簡単に素手で受け止め、回し蹴りを決める。
...はやい。スピードがはやすぎる。
思わず魅入ってしまう。

総長「ッてんめえッおらあ!!」
雄叫びをあげながら鉄パイプを振り落とす。
あぶなッ!
そう思った瞬間_遠心力を使い跳ね返す闇蝶。
総長「ッうあ!」

類「強い...」
類が小声で呟いたそれに便乗した。
強いだけではなく...とてつもなく綺麗。
どうしてあそこまで強い..。
気になるばかりだった。

_気がつけば総長は倒れていて、闇蝶が何か言っている。
闇蝶「なあ、分かったか?…これで風神は終わりだ」
総長「クソっ!」
闇蝶「蓮…貴方がいうべきだよ」
闇蝶が俺に向かっていう。
…なんで闇蝶俺の名前しってるんだ?
疑問に思いながらも総長に言う。
『…解散しろ』
総長「…きょうでッ風神は解散する…!」

風神はそのあと足早に去っていき、もう二度とこの地域に来ないことを決明した。