カーカー カーカー

夏美「んー?」

ってえ?意識飛んでた?やっば戻らないと

ってか、体あっつクラクラする

コンッコンッ

まずい

ガラガラ

翔「夏美!!」

夏美「翔?」

翔「探したんだからな」

夏美「ごめんね」

翔「また、お兄さんか?」

夏美「やっぱり自分が許せなくて」

翔「あれは、お兄さんが、夏美を守ろうとして庇ったからだろ?」

夏美「だから、私のせいじゃん」

翔「お兄さんは、やりたくてやったんじゃないのか?きっと夏美を守りたかったんだよ」

夏美「違う違う私が悪いの!!!ハァハァハァハァ」

翔「わかったから、落ち着け」

夏美「無理に決まってん、ハァハァじゃん」

翔「大丈夫だから」

夏美「ハァハァハァハァ バタン」

翔「おい!夏美?夏美!」

翔「プルルルルル プルルルルル

早く出ろ、早く出ろ

はい、こちら御影
おせーよ、夏美過呼吸で意識飛んで熱もあるから病室連れていく、点滴、酸素マスク、茜さんに用意してもらって」

昴「夏美ちゃんが!?わかりました、俺も病室行ってます!」

プツンッ プープー

翔「頑張れよ、夏美」