キミに恋なんてありえない!?






バキバキッ!!



「いやぁぁあ!」



口を塞いでいた手を耳に移動させて塞ぐ。

目頭がツンと熱くなる。




早く終われ早く終われ。




「…怖いよ。もう、無理。
あ、蒼…」



そう呟いたのと同時に


バン!!!

とドアが開いた。



そこに立っていたのは



「あ、蒼…っ」



慌ててきてくれたのだろうか。
私は無意識に蒼に駆け寄った


「萌桃!!
大丈夫か!?悲鳴が聞こえ…うおっ!?」



私は蒼に抱きついた。
蒼は言葉を失い私を見ている。




「た、助けて…無理…怖い」



蒼が来てくれたのと蒼の温もりが安心するからなのか涙がボロボロと溢れた。