キミに恋なんてありえない!?







私の目の前に影が現れた。

え?、と思って見ると蒼が私の盾になるように立っていた。


「まあまあ。質問は1人ずつだよ。」

ニコッと皆に笑いかけた蒼を見てありがとうという気持ちと少し寒気を覚えた。


だって態度がいつもと違うんだもん。




「きゃー!蒼くん!」


とさっきまで蒼を取り囲んでいた女の子達が黄色い声をあげた。


「おいおい蒼かっこつけんなって」

「俺は萌桃を守る使命があるんで」


そう言うとまた女の子達が黄色い声を上げた


柊くんは私の腕を掴んだまま。何かあった時のために逃げられるよう守ろうとしてくれているんだろう。


「もう1回言うね。質問は1人ずつ」


蒼がそう言うと1人の女の子が手を挙げた。



確か…美奈ちゃんだったよね?