「そうなのよ。萌桃は痴漢とかあとつけられたりナンパされたりするから」 「……まじ?」 お母さんの言ったことにますます眉を寄せて私を見た。 「…うん。面倒くさいことにならなきゃいいけど」 帰りスーパー寄るし気をつけなきゃと思った。 「蒼。お前が萌桃ちゃんのこと守るんだよ」 お父さんは蒼に言うと「言われなくてもそのつもり」と蒼が言った。 「じゃあ、お父さんお母さん行ってきます」 「行ってらっしゃい」 「も、萌桃ちゃんにお父さんって言ってもらえた…」 お父さん…笑 苦笑いして家を出た。