キミに恋なんてありえない!?





『はぁ!?2人きり!?』


み、耳が……キーンってなったよ。

夏休みに入り羽瑠と電話で今の状況を伝えている。


「う、うん」

『やばくない?年頃の男女だよ?』

「……」

『いやー、萌桃の親いい仕事してくれてるわー』

「……は?」



何言ってんの?
どこがよ!!


『よかったじゃん。距離縮めるチャンスだよ』

「で、でも……」


私、積極的なタイプじゃないし。
確かに距離縮めるチャンスでもあるけど、チャラ男相手じゃ無理じゃない?


『まあ、とにかく!』

「うん?」

『がんばれ!!』


……おいおい。

もうちょっと心配してほしいとか思ってると急に電話がブチッと切れた。