「美香とは何でもない。俺が好きなのは涼子さんだけだから」 耳元で言われる甘い言葉に私の心臓は壊れそうなくらい激しく音を立てる。 もう誤魔化せない。気付かないフリも出来ないな。 「…私も、健斗が好き。私以外の子にそんなこと言ったら許さないから」 溢れるほどに伝えられる愛が、私の心に溶け込んだ。 甘い毒に侵された私はもう、彼から離れられない。 fin.