幽霊高校生のまつりちゃん




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人間が人間でいる限り、悩みは尽きない。


深い闇の中に堕ちるように、心で生まれた憎しみや悲しみは、自分が思っている以上に育ってしまうことがある。

そんな時、必ず人はこの交差点にやってくる。


来るものは拒まず、去るものは追わず。

私はただ願い人の希望を叶えるだけの存在だ。


「だから言ったじゃない。また会えるって」


これからやり返されてしまう美幸は再び転落して、今いる場所を失うだろう。


人間が欲深い生き物であり続ける限り、私の存在もまた人から人へと伝わって消えることはない。


え? 結局、私の正体はなんなのかって?

ふふ。それはまた次の機会に――。



《第五幕 復讐したい END》