幹部に入りいつもの定位置に座るみんな

「ご、ごめんなさい!!嘘ついててごめん。」

と私は頭を下げる

これで嫌われたらどうしよう

私の中は不安と罪悪感でいっぱいだ。

「あなたたちの思った通りに行動して、嫌いなら嫌いってはっきり言ってくれて構わない!!」

そう叫ぶと

蓮がゆっくり歩いてくる

「顔を上げろ」

そう言われたのでゆっくりと顔を上げる

そこには満面の笑みの蓮がいる

「ばーか。そんなことなんかどうでもいい
ただ、ひとつな、お前が怪我する方がよほど嫌だ。」

と抱きしめてくれる。

それにみんなも

「麗美ちゃんのばーか」

などと沢山の声が聞こえる

「ふふっありがとう」

そう言って蓮に抱きつく



〜正体明かしEND〜