【完】白坂くんの溺愛は危ないことだらけ



横から飛んできた声に、私とオレンジの髪の彼は振り向いた。



「白坂くん……っ、」


「白坂!?」



驚いたことに、いつの間にか白坂くんがすぐそこまで来ている。


ちょっと息を切らしてる白坂くんに、私は釘付けだった。



「全然戻ってねぇから、心配したろ」


「ごめんね……実は……」



そう言ったものの、たった今白坂くんの顔面偏差値の高さについて意見が一致したところなの……!とは言えるはずもない。



「触んないで? 俺のだって言ってんだろ?」



こちらへと向かってくる白坂くんの空気が黒く染まって見える……。



「……白坂くん、この人はね!?」



白坂くんのことが好きみたいで、と説明しようとしたんだけど。