「でしょでしょ? あんパンも賛成ってことでいいよねぇ?」
「……だからあんパンって!! なによ、その呼び方!!」
この前まではカレーパンだったような……。
グイグイとしかめっ面の澪ちゃんの腕を引っ張っていく若宮さん。
「凪。お前らも早く来い。まさかビビってるわけじゃねぇだろ?」
「は? 誰に言ってんだよ雅は」
ちょっと待ってよ!!
あのものすごーーく高いスライダーに乗るつもり!?
見てるだけで目が回りそうだ……。
「おい。小夏も早く行くぞ」
今もなお脇腹を押さえている涼太に言われ、渋々歩き出した直後。
「……っ、」
突き刺さるような視線が背中に感じた。



