【完】白坂くんの溺愛は危ないことだらけ



「……お前らも来てたのかよっ」


「そう……澪ちゃんに誘われて」



ぎこちなく話す涼太は照れてるみたいだ。



「うわ……マジかよ」



なるほどなるほど……。

私達に遭遇して恥ずかしいわけね。



「てか、初めての彼女との初めてのデートなんだから、もっと涼太が楽しませてあげなよ」


「っ、うるせぇ。小夏にそんなこと言われなくてもわかってるって」


「なによその言い方……!」


「……お前こそ! その水着なんだよ?」


「……っ、な、なに!? 見ないでよ!」



サッ!と私は胸の前に手を当てる。



「隠すもんねーんだから、変な心配してんな」



勝ち誇ったみたいに涼太がへらっと笑った。



「ほら……っ、やっぱり見てたじゃん!」


「はぁ!? 見てねーって! 被害妄想か!」



若宮さんや澪ちゃん達は、ケタケタ笑っている。