「あははっ! ほらぁ? この方が楽しいよね?」
「……ぶはぁっ! ビックリしたじゃん!」
なにするの!?
頭から落ちたから鼻に水が入って大パニックだ!
水中から勢いよく顔を上げる私と、「やってくれんじゃん?」と、明らかに不機嫌そうなびしょ濡れの白坂くん。
「……って、えっ!?若宮さんと……っ、涼太!?」
「……っ!!」
驚くことに、なんとそこにはふたりが!!
ハチミツ色の髪をポニーテールにした若宮さんの後ろには、見つかったって顔をした涼太がいる。
「えへへっ! 今日は涼太くんとデートなのぉ」
予想通りというか、若宮さんは大変ご満悦な様子だ。
ピンクのレースがあしらわれた水着もこの上なく可愛い……。
やば……。
これじゃ私がホントに罰ゲーム……。
しゅんっと肩を落としたと同時、もっとダイエットしようと今更ながら決意した。



