「そういえば、明日って私の誕生日と同棲1ヶ月記念日だね」
「そうだな。やっと1ヶ月って感じだけどな」
1ヶ月…。
年月的には短いけど、引っ越しやら大学やらバイトやら色々あったから、長かった気がする。
「…ねぇ、ライハ。この前指輪買ってくれるって言ってたじゃない?」
「あぁ。欲しくなったか?」
「…わざわざ買ってくれなくてもライハのネックレスに掛かってるリングでいいよ」
礼羽の首に掛かったネックレスに吊されている2つのシルバーリング。
高校の時、何で2つなの?って聞いたら
『本当に好きな人が出来たら1つあげるから』
と言っていた礼羽。
地味に高いらしいそのリング、私にくれないのかな?
「…これは型が古いから違うの買ってやるよ」
「それがいい」
「でも多分、メイサとサイズ合わねぇぞ」
礼羽はダメダメと首を振った。
何で?
私のこと本当に好きじゃないの?
「そうだな。やっと1ヶ月って感じだけどな」
1ヶ月…。
年月的には短いけど、引っ越しやら大学やらバイトやら色々あったから、長かった気がする。
「…ねぇ、ライハ。この前指輪買ってくれるって言ってたじゃない?」
「あぁ。欲しくなったか?」
「…わざわざ買ってくれなくてもライハのネックレスに掛かってるリングでいいよ」
礼羽の首に掛かったネックレスに吊されている2つのシルバーリング。
高校の時、何で2つなの?って聞いたら
『本当に好きな人が出来たら1つあげるから』
と言っていた礼羽。
地味に高いらしいそのリング、私にくれないのかな?
「…これは型が古いから違うの買ってやるよ」
「それがいい」
「でも多分、メイサとサイズ合わねぇぞ」
礼羽はダメダメと首を振った。
何で?
私のこと本当に好きじゃないの?