「メイサ、やっぱりここにいたんだな」
礼羽を見ると、礼羽のブレザーのボタンは見事に全部なくなっていた。
あぁ、告白するかしないかで悩んでてボタンの存在を忘れてたよ…
「…ふふっ。私、お邪魔みたいだから帰るね。メイサ、また連絡する」
美佳は小さな声で『頑張って』と囁くと、屋上から出て行った。
「…何か用だった?」
ちょっと素っ気なくそう呟くと、礼羽は無表情のままスタスタと私に近付いてきた。
え?何?
何か怒ってる?
「なぁメイサ。お前、俺に隠してる事あるだろ」
「え?隠してる事?」
隠してる事なんて色々ありすぎて何の事を言っているのかわからなかった。
「わからない?」
礼羽の言葉に頷くと、礼羽はゴチっと額をぶつけてきた。
地味に痛い…。
少し睨むようにして礼羽を見つめると礼羽は目を閉じて微笑んだ。
「俺のことが好きだって事」
礼羽を見ると、礼羽のブレザーのボタンは見事に全部なくなっていた。
あぁ、告白するかしないかで悩んでてボタンの存在を忘れてたよ…
「…ふふっ。私、お邪魔みたいだから帰るね。メイサ、また連絡する」
美佳は小さな声で『頑張って』と囁くと、屋上から出て行った。
「…何か用だった?」
ちょっと素っ気なくそう呟くと、礼羽は無表情のままスタスタと私に近付いてきた。
え?何?
何か怒ってる?
「なぁメイサ。お前、俺に隠してる事あるだろ」
「え?隠してる事?」
隠してる事なんて色々ありすぎて何の事を言っているのかわからなかった。
「わからない?」
礼羽の言葉に頷くと、礼羽はゴチっと額をぶつけてきた。
地味に痛い…。
少し睨むようにして礼羽を見つめると礼羽は目を閉じて微笑んだ。
「俺のことが好きだって事」

