〜麗美〜

はぁ、はぁ、はぁ、なんなの??

なんでアイツらが。関わらないって決めたのに

私はさっき彼に掴まれた手首にそっと手を置き

「助けて……」

と誰にも聞こえない声が心に響いた

ここじゃなんだし、教室に戻ろ、

私は教室に向かってゆっくりと歩いた