「ちょっとー!伶士寝てたの?信じられない!さっきのCAさんのアナウンス聞いてなかったの?『星天高校サッカー部の皆さん、ベスト16おめでとうございます!』って拍手喝采だったのにー!」

「ご、ごめん…」

美森の勢いに圧倒され、寝起きだしワケわからない頭で取り敢えず謝ってみる。

居眠りこいてる間に、そんな祝福ムードだったのか。

うーん…。







ーーーでも、悪夢はもう見ない。

何故ならば、過去の悪夢はもう悪夢じゃないから。



彼女と出会ったことで、それはもう悪夢じゃないと、思えるようになったから。








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mission 2
ライアーマドンナの口実
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