萌side 目が覚めるとここは保健室のようだった 周りを見渡すと誰もいない。 さっき咲夜が言ってくれた言葉を思い返す 「双子だろ?」 そう言ってくれた咲夜は今まで見たことないくらいの笑顔で 当たり前のように言ってくれた 生まれてきてからずっと一緒だった咲夜は、誰よりも早く私の変化に気づいてくれて ホントに咲夜がいなかったら今の私はいなかったと思う。 あの時、男性恐怖症になったときも、咲夜は私のために毎日そばにいてくれて、私が男の人にも話せるようにと毎日私と色んなお話をしてくれた━━