足は響介の協力もあって、すぐによくなった。


半年も寝てたから、また一年生からやり直しかと思ったけど、緊急のテストをいくつか受けて合格し、なんとか響介達と同じ二年生になれた。


響介とのシェアハウスはまだ続いている。


前に寝床にしていたホテルが壊されて、帰る場所がないってこともあるけど、今は響介と過ごす家が、私の居場所なんだって心から思える。


「ねぇ、響介」

「ん? なんだい?」

「私達の関係ってさ、その…」


恥ずかしさを堪えながら、私が言う。


「ずっとこのまま二人で暮らせば、いつかは家族って、言えるのかな?」


私の言葉に、響介はいつもの笑みを浮かべ、後ろから、私を抱き締める。


もちろん、手袋なんかしないで。


「もう十分、俺達は家族だよ」


今日は二年生になって初めての学校だ。


私の新しい生活が、
またはじまろうとしている。




The END