「ふざけないでよ。そんな理由で人前で脱ぎたくない」
馬海道結が言う。
「自己申告で十分だよ。それか女子は女子だけで確認すればいいし」
沼津雪が加勢する。
「は? 辰馬も翔も死んでるんだぞ?」と弦君。
「女子は契約してる女子見つけて、そいつ殺す力あるの?」
男子達は全員、目つきがおかしい。
翔君や凪の死によって、恐怖で正常な思考が壊れている。
頼りの響介も、今日は生け贄の聞き込みでいない。
「どうするの? メイ」
祐希が小声で言う。
「下手に刺激するわけにもいかない。けど」
このまま魔女裁判を続けて、死者を出すのは絶対にダメだ。



