「ごめんね。びっくりしたよね」と側にいた蓮君。


「僕ら契約者を見つけようとしてるんだよ。女子達は抵抗してるんだけど、服を脱がせて魔方陣がなければセーフ。あれば窓から落として、死んでもらうんだ」


蓮君の手には、檸檬ちゃんがよく使っていた髪飾りがあった。


「なぜ、そんなことを?」


「昨日の晴を見たろ? 放っておけば俺らが殺されるリスクがある」と弦君。


「喰喰の願いは、契約者が死ねば実行されない。そして不幸も願いが叶わないうちは実行されない。だから契約者は願いが叶う前に殺す。それが俺らが喰喰に殺されない唯一の方法なんだよ」


春樹君はメガネを上げながら言う。


「男子は全員、確認した。あとは女子だ。ほら、もたもたしてないで自分が契約してない証拠見せろよ」


春樹君の隣で、小森潤君が苛立った様子で言った。