晴は首の骨を自ら折り、こと切れた。


手の甲の魔方陣は、徐々に薄れていき、消える。


「言えよ。女子の中で他に喰喰に願った奴がいるなら、今すぐ!」


弦君が声をあらげる。


そこへ「おいおい、なんの騒ぎだよ?」と熊本先生が戻ってきた。


「先生、大変なことに」


女子の誰かが言う。


「げっ。死体が三つもありやがる」