「なんで? みんな心から私に謝ろうとしないの?」
部屋は展望室で窓が多いけど、全て内側から段ボールで閉じられ、真っ黒だった。
あかりは、10本程度の蝋燭。
そして、30人ほどの高校生が紙袋を被せられたまま、椅子に縛られていた。
「桜……あんた何を?」
き桜は血を目と耳から流し、私をにらんだ。
「みんなには生まれ変わってもらうの。子宮の中の赤ちゃんみたいに、一から作り直してね。例えば」
桜はひとりの男子の前に立ち、手をかざす。
「ぐうっ……」
重量が何倍にも増したように、その男子は苦しそうな声をあげる。



