それから私と祐希は桜ちゃんの観察を始めた。 桜ちゃんが喰喰なら、何か不審な動きをするかもしれない。 授業中はほとんど上の空で、人と会話もしない。話すとしても、唯一友達っぽい楜沢音音さんだけ。 だからまず、音音さんに話をきくことにした。 音音さんがトイレに入ったタイミングで、 「ひゃあ! な、なんですかっ?」 「いいから黙って!」 私も同じトイレに入り、鍵を閉める。