心のそこから嬉しく感じた。

「蓮花ちゃん私達にして欲しいことある?」

「え?して欲しいこと?」

「食いたいものとか病院にないから買ってこいとかでもいいぞ。」

金はとるけどなと冗談ぽく晴が言うと、みのりはもう晴くん!と怒った。

「して欲しいこと…星が見たいかなぁ…」

そう言うと2人は意外だと言いたげな顔で私を見た。

「病室の窓からじゃ一面の星は見られないじゃない?だから星!」

「なるほどねー、そうなるとプラレタリウム?外出許可って取れんの?」

そう聞く晴に私は首を横に振る。

病態が悪化してるので万が一の為、病院の外に出ることは許されない。