湊先輩って……直球だなぁ……。
駆け引きもなく自分の感情を伝えてくる湊先輩に、このときからすでに振り回されていたと気づくのはもう少し先の話。
翌日。
「莉子おおお!!!!!!」
登校して私を見つけるなり、大声で私の名前を叫んで駆け寄ってきた紗奈ちゃん。
その勢いと形相に、反射的に身を引いた。
「お、おはよう紗奈ちゃんっ……!」
か、可愛い顔が台無しになってるよ……!
「今日、ほんとに湊先輩とご飯食べるの……!?」
心なしか鼻息が荒くなっている紗奈ちゃん。
「う、うん……。湊先輩も1人友達連れてくるみたいだから4人でだって。急にごめんね……」
「謝ることないわよ!! むしろ大歓迎!! 湊先輩の友達ってどの人だろ……。まぁこの際誰でもいいか! イケメンの友達はイケメンよね……!」
片方の手で力強いガッツポーズをして、「よくやってくれたわ莉子!!」と空いている方の手で肩を叩いてきた紗奈ちゃん。
い、痛い……。
数時間後。
4時間目の終わりを知らせるチャイムが、校内に鳴り響いた。
「紗奈ちゃん、屋上行こっか?」
駆け引きもなく自分の感情を伝えてくる湊先輩に、このときからすでに振り回されていたと気づくのはもう少し先の話。
翌日。
「莉子おおお!!!!!!」
登校して私を見つけるなり、大声で私の名前を叫んで駆け寄ってきた紗奈ちゃん。
その勢いと形相に、反射的に身を引いた。
「お、おはよう紗奈ちゃんっ……!」
か、可愛い顔が台無しになってるよ……!
「今日、ほんとに湊先輩とご飯食べるの……!?」
心なしか鼻息が荒くなっている紗奈ちゃん。
「う、うん……。湊先輩も1人友達連れてくるみたいだから4人でだって。急にごめんね……」
「謝ることないわよ!! むしろ大歓迎!! 湊先輩の友達ってどの人だろ……。まぁこの際誰でもいいか! イケメンの友達はイケメンよね……!」
片方の手で力強いガッツポーズをして、「よくやってくれたわ莉子!!」と空いている方の手で肩を叩いてきた紗奈ちゃん。
い、痛い……。
数時間後。
4時間目の終わりを知らせるチャイムが、校内に鳴り響いた。
「紗奈ちゃん、屋上行こっか?」

