クールな生徒会長は私だけにとびきり甘い。

【教室で友達と食べてます】


お昼休みはいつも、紗奈ちゃんと2人で食べている。


【嫌じゃなかったらなんだけどさ、明日から一緒に食べない?】


……え?


【屋上で。友達も一緒で構わないから】


ど、どうしよう……。


【ちょっと友達に聞いてみていいですか?】


予想外のお誘いに、とりあえずそう返した。

紗奈ちゃんは嫌だとは言わないだろうけど、聞かずに勝手に決めるのはダメだ。

けれど不思議と、断るという選択肢はなかった。

急いで、紗奈ちゃんにメッセージを送る。


【紗奈ちゃん、明日から湊先輩も一緒にご飯食べていい?】


一瞬で既読になったかと思うと、瞬く間に絵文字いっぱいの返事がきた。


【何それ!! 全然オッケー!!】

 『ありがとう!』のスタンプを返し、また湊先輩とのトーク画面に戻る。


 『オッケーをもらえました』と伝えると、『よかった』という返事が来た。


【それじゃあ昼休みに屋上集合でいい? 俺も1人友達連れてく】


湊先輩の友達……どんな人だろう。


【わかりました!】

【楽しみにしてる】


そのひと言に、胸がどきりと高鳴った。