クールな生徒会長は私だけにとびきり甘い。

「早くしないと誰かに取られるって思って、考えなしに告白した。それくらい……好き」

「……」


ああ、どうしよう。

私、今絶対……顔が真っ赤だ。

だって、こんなにもまっすぐ思われたことなんて、ない。
瞳で、声で、言葉で好きだと伝えてくる先輩に、どうしようもなく胸が高鳴った。


「困らせたいわけじゃないから、それだけわかってほしい。冗談でも嘘でもない。俺にとって、初めての恋だから」


理由を聞いてもまだ、どうしてこんなにも好いてくれているのかはわからないけど……。


「は、はい」


気持ちが痛いほど伝わってきて、頷くことしかできなかった。

先輩が、私を見てふっと笑う。

そのまま距離を詰めてきた先輩は、じっと見つめたまま綺麗な形をした唇を開いた。


「俺、容赦しないよ? どんな手を使っても、俺のこと好きにさせてみせる。俺のものにしたいって思ってるから」

「……っ」


至近距離で囁かれた強引なセリフに、顔が熱を帯びるのがわかる。


「顔、真っ赤」


あ、当たり前だよ、そんなのっ……。

至近距離で、こんなかっこいい人にそんなこと言われたら……。