クールな生徒会長は私だけにとびきり甘い。

楽になるまで、もう少しだけ休ませてもらおう……。

キーンコーンカーンコーンというチャイムの音がアラーム音となり、目が覚めた。

5限目が終わったみたいだ。さすがに、次の授業は出なきゃ……。

まだ少し身体がだるいけど、これ以上休むのは嫌だ。


「莉子ー、大丈夫?」


起きようと思っていると、紗奈ちゃんの声が保健室に響いて、ベッドを囲むカーテンを少し開けて紗奈ちゃんが顔を出す。


「あ……。紗奈ちゃん」

「休み時間になったから来たわよ。体調どう?」


そう言って私のベッドに腰掛ける。


「うん、そろそろ教室に戻ろうかなって思って……。心配かけてごめんね」

「だーかーら、謝るの禁止!」

「ふふっ、はーい」


紗奈ちゃんに会って元気をもらったからか、自然と笑みが零れる。


「そういえば、莉子のこと閉じ込めた女たち、見つかったのよ」


あの3人が……?

どうして、わかったんだろう?


「目撃者がいてね。もう瀬名先輩ちょー怖かった……!」


……え?


「湊先輩が……?」


どういうこと?