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ポツポツと雨降り出した空、いつもよりどんよりしているのは俺の心の表れか……、
俺は傘もささず歩いていた。
あいつは「ごめんなさい…」と小さく消え入りそうな声を残して去って行った。
「え!白井咲良?!」
「やば本物?!」
「何かの撮影?!」
なんて辺りが騒然となった事で、あいつの存在が本物である事を嫌でも分らされた。
〜♪
ふと、流れるのはさっきのあの切ないラブソング。
おいおい、ケンカ売ってんのか、なんちゅータイミングだよ……
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