「お前すげーな」 それは心から出た言葉だった。 「何がですか?」 「いや、俺さこんだけカッコいいじゃん?そりゃあモデルとかスカウトされんだけど、どうも俺には人前に立つ勇気がなくて、な」 それに地味子は周りから何と言われようと自分のスタイルを変えない。 もしかしたらこいつは、俺よりカッコいいのかもしれない…。 「意外ですね。宮田さん目立つの好きだと思ってました______」 それな… みんなに言われるけど、全然そんなことない。 こいつにもやっぱり俺はそんな目で映ってるのか…