「ぶっ…カケルくん、アカリさんとテレポートしてみて…っんん!」
アヤトくん、笑い堪えきれてねーぞ…。
んで、とにかく俺はアカリとテレポートすればいいのか?
それで何かわかるのか…?
近づけば、さっきまでの雰囲気は何処へやら、全員がアカリを守るように立ち上がった。
「お前ら、いい」
そんな警戒を解いてくれたのはアカリだ。
「ちょっと失礼……。あ、危険な所には飛ばないから安心してくれ」
そう言ってアカリに触れ、力を発動させてみるも…
____バチン!!
あれ?
今何かに弾かれた…?
力が、使えない……?



