年上幼なじみの過保護な愛が止まらない。

表情1つ変わらない宗ちゃんに、次はもう少し大人っぽいのにしようと決意した。



「いや、似合ってると思うよ」



……え?



「ほんとっ……?」

「……うん」



やったぁっ……!



「宗ちゃんに可愛いって思ってもらいたくて買ってもらったの」



私は嬉しくて、その場でくるりと1周する。



「……そっか。早くうち行こ」

「うん!」



相変わらず反応は素っ気ない気がするけど、似合っているという言葉をもらえただけで上機嫌になった。


「お邪魔します……!」



そう言って、宗ちゃんのお家に入る。

宗ちゃんのあとについてリビングに行くと、キッチンにいる宗ちゃんママが笑顔で迎えてくれた。



「いらっしゃい、藍ちゃん!」



私も、笑顔でぺこりと頭を下げる。