年上幼なじみの過保護な愛が止まらない。

それが怖くて、1人暮らしをしてまで藍から離れたというのに……。

必死に好きだと伝えてくる藍が可愛すぎて、頭が痛い。

勘弁してくれと、もう降参したい気分だ。

でも……ここまで耐えたんだ。

あと2年……あと2年我慢すれば、もう一生、藍は俺のもの。

お父さんにも、文句を言わせない男になって……正々堂々と藍をもらう。


バスルームに入って、シャワーをすませた。

髪も半乾きなまま、今日の分の仕事と大学のレポートを進める。

ふと時計を見ると、時刻は夜の9時になっていた。

スマホを開いて、藍とのトーク画面に移る。

 【おやすみ】とだけ書いたメッセージを送信すると、すぐに既読がついた。

なんていうか、藍は駆け引きとかそういうのをまったく知らないんだろうな。

そういうところが……たまらなく可愛いけど。