年上幼なじみの過保護な愛が止まらない。

それまで頼むから――俺のことを好きでいてくれ。

18才になっても藍が俺のことを『好き』と言ってくれたら――もう一生、手放す気はない。

……なんて、違うか。

18才になるまで他の男に目がいかないよう、俺を好きでいてもらう。

もし他のヤツを好きになったって……もう一度好きにさせればいい。

内心俺は、藍を手に入れることしか考えていない男なんだから。



「はぁ……」



家に着いて、ソファに座る。

深く背中を預けながら、片手で額を押さえた。

藍の好意から目を背けるのは、本気でつらい。

本当は昔みたいに、とことん甘やかして優しくしたいのに、あんまり優しくしたら藍の求愛がエスカレートしそうで、素っ気ない態度をとることしかできなかった。

そばにいたら、好きだと毎回うっかり口に出してしまいそうになる。