年上幼なじみの過保護な愛が止まらない。

ふぅ……合コンって、大変なんだなぁ……。



「藍ちゃん、隣座っていい?」



こっそりと息を吐いたとき、声をかけられた。

疲れた表情の颯くんがいて、こくりと頷く。



「うん。どうぞ……!」



私も、颯くんが隣にいてくれたほうが楽だ。

気心がしれているし、感覚が合うから。

さっきまで絶えず喋っていた男の人が、颯くんが来たのを見て黙り込んだ。

隣にいた女の子が、その人に声をかけて話し出したのを見てホッとする。

少し休憩したかったから、ちょうどよかった……。



「楽しい?」



颯くんにそう聞かれ、苦笑いが零れる。



「えっと……うん」



楽しいかって言われると返事に困るけど、みんな悪い人ではなさそうだから……。



「あのさ」