年上幼なじみの過保護な愛が止まらない。

颯くんの番が回ってきて、横目で見つめる。



「七瀬 颯。とくに出会いは求めてないです」



素っ気ない自己紹介に、女の子たちから声があがった。



「えー何それ~」

「颯くん、超イケメンなのに残念!」



颯くん、さっそく女の子たちを独占状態……?

目をハートにしながら颯くんを見ている女の子2人。

やっぱりモテるんだなぁ……と、感心している場合じゃなかった。

わ、私の番っ……。



「し、新城 藍です……。よろしくお願いします」



なんの面白みもない自己紹介をすると、男の子たちが「フー!」と賑やかしを入れてくれた。

このノリにはついていけないけど、フォローしてくれて助かった……。



「こちらこそよろしくね~」

「声ちょー可愛い!」