年上幼なじみの過保護な愛が止まらない。

「お待たせ!」



そう言って、ドカッと席に座るルリちゃん。私もその隣に、そっと座った。

なんだか、すごく見られてるような……。

ひしひしと感じる視線に、身を縮めた。



「藍と七瀬、こいつらはあたしが小学生だったときの同級生。……と、その友達」



ルリちゃんの紹介に、ぺこりと頭を下げた。

すると、向かいに座っている人が、私のほうをまじまじと見ながら口を開く。



「新城 藍ちゃんだよね? 俺らの高校にも藍ちゃんの噂流れてきてるよ」



え? う、噂……?

わ、私、何かしたっけ……?



「神崎、ほんと女神だな。こんな可愛い子連れてきてくれるとか」



男の人の言葉に、ルリちゃんはエッヘンと言わんばかりに鼻を高くした。