年上幼なじみの過保護な愛が止まらない。

「彼女持ちだと思われてたとかウケる」

「……善処するよ」



こそこそと話す3人に、もういつものことなので何も聞かないことにした。

それより……。



「颯くんも、彼女欲しいとか思うんだね」



ちょっと意外だなぁ……。



「えっと……誰でもいいわけじゃないよ?」



恥ずかしそうにそう言う颯くん。

“誰でもいいわけじゃない”

その言葉が、なんだかとても胸に響いた。



「……うん、そうだよね」

「好きな人は……いるから」



……え?

颯くんの発言に、思わず首を傾げた。



「そうなの?」



確認した私に、「うん」と頷いた颯くん。

え、っと……好きな人がいるのに、合コンに行くってことなのかな……?