年上幼なじみの過保護な愛が止まらない。

そう口にすると、痛みが治まったのか、ゆっくりと顔を上げた颯くん。



「……理由、聞いてもいい?」



相当痛かったのか、声が震えてる気がして、苦笑いを返した。



「その人に好きな人が、いたみたいで……っていうより、もう彼女なのかも」



宗ちゃんから聞いたわけじゃないから曖昧だけど、きっと時間の問題だと思う。

警戒心の強い宗ちゃんがスマホを簡単に触らせるくらいだもん。

きっとその人のこと、好意的に思ってるに違いない。

それに、宗ちゃんに好かれて嬉しくない人なんてこの世にいないと思うし、宗ちゃんの告白を断る人もいないと思うから。

付き合っていなくても、時間の問題……。



「でも、あいつ俺と会ったとき、あからさまに……」